お知らせ&ブログ

自費出版

「自費出版最大手の新風舎が倒産。」
新風舎さんには昔ちょっと、お世話になったので
このニュースはビックリしてしまいました。
お世話になった~と言っても
私は編集者さんとお話をした位で、別に大層な事は何も無いのですが。
このニュースを見たついでに
ネットであれこれ新風舎について見てると
詐欺とか、あくどい商法とか言われてますけども、
めまぐるしい数の人々が本を使って表現したがっているし、
毎日、何百冊と世の中に出版されている本達。
でも出版はされるがその中からは残念ながらも売れずに
廃棄処分、断裁という形で消えていく本達も毎日数知れずあって、
そんなシビアな状況下で1冊の本に対して
編集スタッフは偏ったお金や時間の配分しか出来ないのは現実では当然の事で、
多額のお金を出した~からと言って、
自費出版する表現者はそこにだけ甘え過ぎてはいけないように私は思うなぁー。
印刷会社に見積もりをお願いして、出版社との金額の差を考えてみたり、
自身で編集について学んだり、実際に行ってみたり、
書店への売り込みや宣伝活動など、自分で出来る事をしない限り、
ただ単に書店に置いただけでは売れるとも限らないわけだし、
いくら人が沢山関わるとは言え、自身が動かなきゃ誰も動かない。
本当に新風舎が詐欺であくどいのか?
出版社、表現者、どっちの問題なのか?
その辺はよく分からないけど、
こういった形で出版業界が潰されていってしまうのはちょっと悲しい。
ましてや出版業界がこんなにもリスキーな事を
親切に話してくれた新風舎の方々があまりにも素敵だったもんだから、
尚更そんな風に思う。
出版社と表現者、お互い持ちつ持たれつ精進して
どちらかだけが寄り掛かることなく、質の高いステキな本を世に出して欲しい。
ただそれだけを切に願います。

あけましておめでとうござります。
年末は大掃除にバタバタしたり、大晦日から親戚の家に行ってまして、
そこでも何故か年賀状を作ってたりしましたー、れもです。
Photoshopも何も無い状況から、フリーソフトのGIMPという
ソフトを見つけだし、何故か使ったこともないソフトの解説、プリンタ、パソコンの設定、
何から何まで親戚宅で披露してきまして、(そんなパソコン詳しくないんすけど)
とりあえず思った事はフリーソフトも凄い!って事。
もうね、新年早々ビックリしてましたよー。
しかし欲を言うならば、
もうちょっと時間があれば、
イトコにあれやこれや仕込んで何かが出来そうな気もしたんだけど、
さすがに時間が無くて、そこまでは出来なかったのが残念。
最初は「面倒臭い~ここまでやらなきゃダメなの?」と言っていたイトコ。
でも、最後は黙々と自分のこだわりの年賀状を作ってたなー。
その変わり栄えを見ただけでも、
新年のスタートとしては良かったように思いまする。
ということで、のほほーんとしてますけど、
今年も宜しくお願いしますー!!

魑魅魍魎

雪の日

ちみもうりょう
・・・ってこう書くのね。
なかなか使わない言葉だけど忘れそうだから、ここに書いておく。
こないだ岡本太郎美術館に行ったですよ。
そこにね、34本にもなる棘っぽい「梵鐘・歓喜」ってタイトルの鐘があって、(これ↓)
Temple Bell - Rejoicing 梵鐘・歓喜 1965

説明書きに書いてあった魑魅魍魎。
英語にしたらイビル…って悪魔ですか。
説明書き曰く、「優しく差し伸べられた沢山の手」を「棘」で表してるらしいんだけど、
その棘の下の模様として魑魅魍魎とした人間がいる…みたいな事が書いてあってね、
まぁ当たり前の事なのかもしれないけど、
シュールだなぁなんて、
その時オンリーでちょっと切なくなった、れもでございます。
ある人から見たら単純な構造でも
ある人から見たら物凄く複雑な構造。
そんな鐘でしたなぁ。
しかし芸術の見方は人によってそれぞれ過ぎて、
キュビズム的な世界観は芸術だけじゃなく、
いたるところに存在してるので、
それら含め広く見ようとすればする程、
どうしても自身の妙な曖昧さと一貫性の無さに包まれてしまうのかもなー
なーんて
キュビズムのせいにしてらー。
一貫性を持ちたいんすがねぇ。
いやはやいやはや。

バカンス

vacance

水の中にいる時のコポコポした音って妙に落ち着くので、
先ほどお風呂にて潜ってコポコポしてましたが。
前からひどかったんだけどこの通り、四六時中座り仕事なもんで
肩こりはもちろんの事、坐骨神経痛が物凄いんです。
なので、友人とこないだはプールに行って
アクアビクスとかやってきたんだけど、
これがなかなか体調良くなる上に普段使っていない全身が適度に疲れて良い感じで
これから時間があれば取り入れていきたいなーなんて思っておりますが。
とは言っても、なかなかプールに行けないもんだから
自宅のお風呂で何か出来ないもんか~?と、意味もなくもがき、
そして水中で何分息が持つのか?
などと一人遊びをしていたら、もはやこんな時間。
コポコポコポコポ。
あの音のCDとかあったらちょっと欲しい。
探せばありそうだなぁ。

ラストコール

ある朝スウプは

生々しい。重々しい。禍々しい。
本当は「存在の耐えられない軽さ」をDVDでレンタルしようとしたんだけど、借りられてて無くてですねぇ、
似たような重々しい映画をチョイス。
ある朝スウプは」という閉鎖、孤立した中での男女の純愛100%の映画を見た。
女は男に依存して貰うことを依存として、
男は息が詰まった状態から息が吸えるように試行錯誤している姿を淡々と描いていて、
言葉に暴力と、常に自分ではない「他人だから」
という絶対的な違いのせいで相手を完全に否定しあって、
自己のみを正当化してしまう日常を
物凄くリアルに表現したもののように私は捉えたんだけど、
苦しいから二度と見たくない。
けど、とても穿った見方が出来る良い映画だった。
。。。穿ったって、
「物事の本質をうまく的確に言い表すっていう意味」なのね!
それを今知ったよー!!!!今までその逆だと思ってたっっー!
ってなわけで、難解な作品達を見てる割にはアホさ炸裂だなぁ、れもさん。。。
いやはや。そんな穿ったものこそ!
実は物凄~く、偏った物の考え方なのかもしれないけど、
何はともあれこういう映画こそ!いろんな人が客観的な見方で、一度は見るべきだと思う。

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