「分からない」 と、人はどんどん無関心になってくる ・・・らしい。
感覚で掴んでいた技術や、
感覚で覚えていったCG業界用語達の意味を、言葉でちゃんと説明してみせろ!
と毎度毎度、師匠から言われ、その度に
「端的な言葉では言い尽くせない!」と、ごまかしたりしてるんですが、
言葉にしなきゃ・・・、
というか言葉に何とかしてでも置き換えられなかったら伝わらないし、
自分自身の頭の中でも整理がつかないし、
一生分からないままなんだよね。
絵にしろ何にしろ、視覚的な事を優先させてやってると、
つい言葉にすることを怠けてしまいたくなる私なんですけど、
そんな風に怠惰を続けていると、
言わなくても伝われよ!とか、
聞かなくても伝わってるよ!
みたいな妙な錯覚も働いたりして、相乗効果でたちが悪い。
幻想なんだよね、そんな世界はさ。
・・・格言みたいな事言ってらー。
描きかけ。
ちょっとクールになりすぎた。。。
こないだ大量に本を買ったんだけど、
その中のひとつ、「ファンタジー世界を描く 景観編」という本。
この中に、様々な道具
(風船を膨らましたのとか、ボロキレ、ビニールシート、アルミホイル、etc…)
に絵の具をつけて、紙にその様々な道具をこすりつけ、
出来た物をマジマジと見て、何に見えるか?
という強制的幻覚を呼び起こし、
どこにも無い、見たことも無いファンタジーの背景を描いている
っていう面白い作画方法が載ってて、
最初はなんじゃこりゃ?って絵でも、
最終的にはものすっごい説得力がある作品に仕上がってて、
この域を羨ましく思っている真っ最中。