今日はお仕事のことでも書こうかなぁ?と。
長いこと同じクライアントさんの元で仕事してるんだけど
ずっと長いこと一緒に仕事してるから
相手が求めてるものは、おおよそ言われなくても分かってるんだよね。
だから相手が気にいるように何か言われなくても
求められてるものをすんなりと打ち出したいし、
そりゃあ欲を言えば誉められたいわけで…ぇ。。。はい。
とは思ってるんだけど、これがなかなかうまく出来なかったりとかして、
そんな時はやっぱ言われてる事の
これっぽっちも私は理解出来てないんじゃないか?
と思ったりとかして、
つくづく絵の仕事って難しいなぁーって思うんだけど、
すんなり良い物が出来ないから逆に楽しくもあるんだよね。
。。。ってそんなのは当たり前のことなんだけど、
いや、
でも作業時間がもっと欲しい~~!と思う時もあったり。
「じゃあどんだけ時間があったら出来るの?」
って話になってくる訳で、これがまた微妙で、
「長くやってりゃ良いもん出来るのか?」
と言うと、意外と、そうでもなかったりとかして
制限時間内に出来なきゃ、
やっぱり技量不足なんだなーと思う他ないわけで……。
言い訳と自己嫌悪の狭間におります。
言い訳なんて言わなくても良いような、
そんな「超 人 類」に早くなろーっと。
日々、訓練訓練っ。
・・・ってあれ?アッという間に今日も朝になっちゃった。
1日が早いわぁ。。。。
ようやく描けた~
この尋常じゃない強行スケジュールの中、
何故か描きたいと思って描いたのはインパラさん。
大昔(かれこれ10年前なの???←驚き☆)
「リンダキューブアゲイン」ってゲームがPSであってね、
絵的には妙にグロいんだけど、私の中では殿堂入りなゲームなんですが、
そんな「リンダキューブアゲイン」というゲーム内で
初めてインパラという動物の存在を知りまして、
それ以降、何故か動物と言えば!!迷わずインパラでねぇ。
(10年間もそんな状態だったのかっ私?)
まぁそんな「リンダキューブアゲイン」をもう一度やりたいなぁーとか思いつつ、
インパラは可愛くて何だか癒されて良いな~という思いで描いてみたわけですよ。
ここんとこ毎日のように何回も見てるので
この映画について何か文章をしたためたくなりました。
この映画、高校生の時に見て以来、
今回は数年振りに仕事の資料として見たのですが
高校生時代に見て感じたものなんて相当ちっぽけな物で、
今回偶然にも見れて本当に良かったなぁ、とそんな風に思ってます。
(見た時点ではレンタルだったんですが、何度でも見たくなって後にDVD買いました!)
あらすじとしては、
DNA繰作による優秀な遺伝子を持ったエリート達で構成された近未来のお話で、
主人公のヴィンセントは遺伝子操作を全くされずに生まれ、
そして宇宙飛行士になろうとしているといった内容でございます。
(随分と省略したっ)
ちなみにタイトルの
GATTACA
とはDNAの塩基配列のアルファベットを入れ替えたり、もじったものらしいのですが、
このタイトル通り、
幅広い意味で、生き方とか恋愛とか宗教とか哲学とかあらゆるものを幾通りも、
自由に自分達で置き換えて連想できる、
とてつもなく幅の広い映画だなぁ。なんて思いました。
生まれた環境や有り余る様々な障害、
突然の事故、男、女、全てを認めて、受け入れている
ヴィンセントと元エリートだったジェロームの対比がとてつもなく残酷で、
かなり胸が苦しくなるんですが、
それでもどこか光を感じるっていうか、ほんのり温かい。
また寝かせて、数年後見たら違った印象になるのかもなー。
噛めば噛むほど味が出るスルメ映画ってこういうものな気がします。
これでCGを使って無い!っていうんだから、
CGデザイナーとしてはちょっと切ないっ(笑)
だけど美しい映画って、私の中ではこれを指すなぁーなんて思ってます。