魑魅魍魎

雪の日

ちみもうりょう
・・・ってこう書くのね。
なかなか使わない言葉だけど忘れそうだから、ここに書いておく。
こないだ岡本太郎美術館に行ったですよ。
そこにね、34本にもなる棘っぽい「梵鐘・歓喜」ってタイトルの鐘があって、(これ↓)
Temple Bell - Rejoicing 梵鐘・歓喜 1965

説明書きに書いてあった魑魅魍魎。
英語にしたらイビル…って悪魔ですか。
説明書き曰く、「優しく差し伸べられた沢山の手」を「棘」で表してるらしいんだけど、
その棘の下の模様として魑魅魍魎とした人間がいる…みたいな事が書いてあってね、
まぁ当たり前の事なのかもしれないけど、
シュールだなぁなんて、
その時オンリーでちょっと切なくなった、れもでございます。
ある人から見たら単純な構造でも
ある人から見たら物凄く複雑な構造。
そんな鐘でしたなぁ。
しかし芸術の見方は人によってそれぞれ過ぎて、
キュビズム的な世界観は芸術だけじゃなく、
いたるところに存在してるので、
それら含め広く見ようとすればする程、
どうしても自身の妙な曖昧さと一貫性の無さに包まれてしまうのかもなー
なーんて
キュビズムのせいにしてらー。
一貫性を持ちたいんすがねぇ。
いやはやいやはや。

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