世界制作の方法

わ~楽しかった~。
難しいから毎日4ページくらいずつ読んでた本をようやく読み終えました。
その名も
世界制作の方法
ways of worldmaking 世界制作の方法

うわっ怪しい~と思うなかれ。
多分私が今まで読んできた哲学書の中で一番共感を持てる本でして、
何が書いてあるのか?というと、
知覚、言葉を超えた絵や音楽などの芸術、
科学、言語、その他何にでも置き換え可能な物の表現と見方と
これら全てを含んだ世界を形作っているものの考察について。(あぁ説明すら難しい。。。)
なのですが、
作者であるネルソン・グッドマン視点のどれかに重きを置くことなく、
変な捕らわれや思い込みの無い、制限の無い柔軟な考え方で文章が綴られているので、
相当年月かかって書いたんだろうな~思うと共にそれが滲み出た考察、伝え方に涙がホロリ。
何はともあれいきなり成長した!という気分になれる本です。
(物凄く簡単に言ってるし。。。)
ついこないだまで世の中にはなかなか無くて、
あった!と思っても高値で取引されていたりして、
デザイナーさんや物作りする人がこぞって読んでる本の一つなんだけど、
この度は文庫本だから低価格☆そして大量生産(?)。
普段何回も同じ本を読まない私なんだけど、この本に限っては別だな。
何度も読みたくなる。
凝縮した何かがある、そんな一冊。
小難しいかもしれないけど、かなりオススメ!!

ページトップ