パラレルワールド

存在の耐えられない軽さ」という、ミラン・クンデラの本を
毎日、難しいから数ページしか読めてなかったんだけど、ようやく読み終わりました。
表紙、裏表紙はファンでもある山本容子氏の絵。
このお方の絵も素敵なんだけど、
本の内容も度肝を抜かれる程物凄かった。
基本的には哲学ラブストーリー?というジャンル???
(っていうと、妙にポップだし、軽いなぁ。。。)
ラブストーリーとは言っても、情事~♪とか、そんなんばかりじゃなくて、
私達が考えてる事の根底を覆すような内容がちょこちょこ出てきたりして、
その度に何回も目から鱗が出たし、水もたっぷり出た。
何回読んでも違った見え方する本だと個人的には思うし、
実際のところ、何回でも読みたいと思えるほどのお話。
映画版もあるので、今度はそちらも見ようと思う。
でも殆どが登場人物の心の中を深く深く掘り下げてる内容なので、
映像にするには不可能な内容なんだけどなぁー

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